【人生100年時代を生きる】出口治明(立命館アジア太平洋大学学長・72歳)人生は「悔いなし、貯金なし」(サライ.jp)

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自分の頭で考えることが重要だと出口さんは考えている。出口さんの信条である、「人生明るく楽しく面白く」を実現するには、社会常識を捨てることが一番だと指摘。 「社会常識というのは、重い鎧兜のようなもので、これを着けていると、人生は楽しくない。脱ぐには1枚ずつ疑って、捨てていくしかないのです。そのために勉強をするんですよ」 社会常識は“常識”とされているだけに、あまりにも自分自身になじんでしまっていて、気付きにくい。 「例えば、“いい子”の定義を考えてみましょう。戦後、製造業の向上モデルで国を引っ張ってきたので、教育現場では、工場での管理に順応する人材を“いい子”として育ててきました。勉強ができ、素直で、我慢強く、協調性がある。そして、先生の言うことをよく聞く……戦後の日本は、この5要素を満たす人材を育てて、企業側も喜んで採用してきたのです。でも現在はどうでしょうか。この5要素を満たす人材は、新しいアイディアを生み出せていない。いい子を量産し続けたこの30年間で、日本のGDPは半減し、国際競争力は低下。日本にはユニコーン企業がほとんどないことからも、“いい子”を育てる教育に問題があることがよくわかります」 時代と共に社会常識は変わっていく。社会常識を判断材料にして、思考を止めてしまうと、時代の変化の速さに追いつけない。 常に自分の頭で考え、新しいことに挑戦するには健康な体が必要。出口さんに健康方法を伺ったところ、「何もやっていません」とのこと。 「健康を、心配して考えるほど不健康になっていきます。人間は動物なので、食べて寝て仕事をしていれば元気なのです。僕の一日は、6時に起きて、朝食を作り、8時に大学に行きます。そして、夕方6時に大学を出て、単身赴任なので夕食を作り、その後執筆などをして、11時頃から読書をしていると、自然に眠くなり、12時前後に眠ります。本がおもしろいと、深夜まで読み続けてしまいますが(笑)」 出口さんは、Facebook(会員制のプラットフォームサービス)に、「今夜の出口食堂」というタイトルで、ナスの煮つけ、八宝菜、回鍋肉、すき焼き、カレーなどをアップすることがあります。多くの投稿に、「いいね」が700近くついており、反響の大きさが伺えます。 「先日、シェアハウスに住む学生に呼ばれて、遊びに行きました。パネルディスカッションをしていたら

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(2020/10/10)