ナショジオ動物図鑑:オオヤマネコ(ナショナル ジオグラフィック日本版)

【リンク先抜粋】
 オオヤマネコ属(Lynx)のネコたちは、北米やヨーロッパ、アジア北部の人里離れた森林地帯に単独で暮らす。美しく厚い毛に覆われているおかげで、非常に寒い冬の間でも体が冷えることがない。大きな足の裏も毛で覆われており、指を広げながら地面に足を下ろすときには雪靴の役割も果たしている。 ナショジオ動物図鑑ギャラリー  人間を避けて夜に狩りをするため、めったにその姿を見ることはできない。優れたハンターで、鋭い聴覚と、70メートル以上先にいるネズミを見つけられる強い視力を持つ。オオヤマネコ属にはいくつかの種があり、ヨーロッパに生息する種とアジアに生息する種は、北米に生息するカナダオオヤマネコよりも体が大きい。  カナダオオヤマネコは晩冬か早春に交尾し、約2カ月後にメスは1~4匹の子を産む。ネズミやリス、鳥なども食べるが、最も多く食べるのはカンジキウサギだ。そのせいで、約10年ごとに周期的にやってくるカンジキウサギの個体数の減少とともに、カナダオオヤマネコの個体数も激減する。ユーラシア大陸に生息するユーラシアオオヤマネコ(単にオオヤマネコとも)は、小動物に加えてシカなどの大きな獲物も襲う。  人間は、美しい毛皮を求めてオオヤマネコを狩猟してきた。スペインの山中に暮らすスペインオオヤマネコは絶滅の危機に瀕している。

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(2020/10/10)