今季のベスト・バッグはこの5点【今週のいいもの】(GQ JAPAN)

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連載「今週のいいもの」は、毎週ひとつのテーマを設け、GQの目線で選んだ旬なアイテム5点を紹介する。10月5~9日の週はラグジュアリーブランドによる新作バッグがテーマだ。デザインと素材づかいにこだわったバッグは、デイリーの着こなしに個性的なアクセントを加えてくれそう。 エルメスのバッグ 肩から斜めに掛けると、吸いつくように体を包み込む。鏡に映った姿をまじまじとみつめていたら服の一部に同化したかのような錯覚を抱いた。このフィット感は、やわらかなシボが美しいヴォー・トーゴとフラットに仕上げたコンストラクションの賜物である。 ルイ・ヴィトンのバッグ ルイ・ヴィトンのマスターピース、キーポル・バンドリエール 50に描かれたのは、2020-21秋冬のファッションショー会場の装飾そのままの空と雲。空の高低差を表現したブルーのグラデーションもさることながら、見逃せないのが雲である。よくよくみればそのグラフィックは“LV”と読むことができる。さながら飛行機雲のようではありませんか。 プラダのバッグ プラダ・グループのコミュニケーションとマーケティングを統括するロレンツォ・ベルテッリが胸を張ったプラダ リナイロンは織編用糸メーカーの名門、アクアフィル社とのパートナーシップから生まれたリサイクルナイロン、エコニールをまとったバックパックだ。 ボッテガ・ヴェネタのバッグ 2020年フォールコレクションからピックアップしたのはブランドのアイコンとなる意匠、イントレチャートを駆使したトートバッグだ。ボディに採用したのは穏やかな光沢とシワ感、そして耐水性を特徴とするペーパーカーフレザー。パッド入りのそれには抱きしめたくなるような弾力性がある。取り外し可能なファスナー付きポーチが標準装備される。 ディオールのバッグ 文字どおり馬の鞍をモチーフにしたメゾンを象徴するバッグ、“サドル”がこの秋進化した。やわらかなシボを描くグレインド カーフレザーをまとった“サドル”は、ウールやカシミアのコートにも溶け込む上品さを手に入れている。そこに“DIOR”のロゴを再解釈したメタリックなピンを差すあしらいは、大人の遊び心に格好だ。

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(2020/10/10)