外信記者「こんなものは平壌でも見たことない…狂っている」(朝鮮日報日本語版)

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 「ハングルの日」の9日午前10時50分ごろ、ソウル光化門周辺にある地下鉄の出口近くで激しく言い争う声が聞こえてきた。地下鉄5号線の光化門駅7番出口だった。30代の女性1人を7人の警察官が取り囲み、口論になっていた。警察官がこの女性に「都心で勤務していることを証明せよ」「社員証などの身分証を示せ」と要求したところ、この女性が「持ってこなかった」と答えたため口論になったのだ。女性は「ここから200メートルほど離れた弁護士会館の裏に会社がある。集会ではなく会社に向かっている」と説明したが、警察は「統制中なので通ることはできない」と制止した。さらに「機動隊バスを通り過ぎて大きく回れ」と指示し1キロほどの迂回路を案内した。女性は「会社がすぐ目の前にあるのに、なぜそんなに遠回りしないといけないのか」と抗議した。3分ほどの口論の末に、ある女性警察官が「私が会社まで案内する」と言って女性を連れ出した。女性は警察官について行きながらも、怒りが収まらない様子で「出勤はしないといけないでしょう」と叫んだ。 ■「世界で最も平和な国」1位はアイスランド、韓国48位、TOP10は?  この日、ソウル光化門の世宗路周辺はいわゆる「在寅(ジェイン)山城」で取り囲まれた。警察は広場周辺の道路に沿って機動隊バス500台以上をギッシリと並べて車壁を作り、歩道には鉄製のフェンス1万個以上を設置し最初から通れないようにするか、曲がりくねった迷路のような通行路を設置した。それでもここを通り過ぎる市民の前には例外なく警察官が立ちふさがり、「何の要件か」と質問しては身分証の提示を要求した。軍事政権時代の1980年代、多くの大学で行われた不審者に対する検問がまさにそのまま再現されたのだ。しかし当時も歩道を鉄製のフェンスで通れないようにするとか、迷路が設置されるようなことはなかった。

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(2020/10/10)