米政権、コロナ追加対策190兆円に増額提案 野党に歩み寄り(産経新聞)

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 【ワシントン=塩原永久】トランプ米政権は9日、新型コロナウイルスの追加経済対策について野党・民主党と再開した協議の中で、対策規模を1兆8000億ドル(約190兆円)に引き上げることを提案した。従来の案から2000億ドル増やし、巨額の対策費を求める民主党に譲歩した。ただ、民主党は不十分だとして受け入れず、協議を継続することになった。 【表】トランプ氏の新型コロナ感染をめぐる動き  米メディアによると、ムニューシン財務長官が9日、民主党のペロシ下院議長と電話会談した際に増額案を提示した。  それまでの協議では、民主党が2兆2000億ドル規模を要求し、政権は1兆6000億ドル程度に抑えるべきだと主張。トランプ米大統領は6日、袋小路に陥った協議をいったん打ち切ったが、景気への影響を警戒して8日に一転して再開していた。  トランプ氏は9日、ツイッターで「交渉は進んでいる。大きく行こう!」と述べ、対策規模の上積みに意欲を示した。  政権は航空業界への支援継続や現金給付を対策に盛り込みたい方針。民主党は州政府への支援拡充を含む大型対策にしたい意向で、対策の規模に加え、対策の内容についても、与野党の隔たりは残っている。  また、財政悪化を恐れる与党・共和党内には、対策規模が大型化することへの反発がある。政権にとり、民主党に加えて、身内の共和党の理解を得られる対策案をまとめるのは容易ではなく、早期合意につながるかどうかは不透明だ。

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(2020/10/10)