静岡県教委が「夜間中学」のニーズ調査 13日から(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 県教委は本年度、義務教育を十分に受けられなかった人に学び直しの場を提供する「夜間中学」について、全県でのニーズ把握に向けたオンラインのアンケートを実施する。外国人も対象のため、質問内容をスペイン語やポルトガル語、中国語など5言語に翻訳した。13日から義務教育課のウェブページに回答フォームを開設する。  アンケートは全6問の選択式で、国籍と居住地、年代、最終学歴とともに、夜間中学の希望理由と設置場所の要望を聞く。夜間中学の制度を平易な日本語で説明した動画と翻訳版も作成した。引きこもりの支援団体や国際交流協会、日本語教室などを通じて回答を呼び掛ける。  県教委が2018年度、引きこもりと外国人の支援団体を通じて実施した聞き取り調査では、108人の対象者の中で8割超が学び直しを希望し、6割超が入学を希望するなど、潜在的なニーズが確認された。今回のウェブ調査は定期的に集計する予定で、同課は「結果に基づき、夜間中学設置の在り方を検討していく」としている。  夜間中学は、16年成立の教育機会確保法で設置が促され、文部科学省は17年に全都道府県に少なくとも1校の設置を求めた。全国では10都府県に34校が設置されているが、県内ではまだない。  アンケートに関する同課のウェブページのアドレスは<http://www.pref.shizuoka.jp/kyouiku/kk-060/yakanchugaku.html>

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(2020/10/10)