JRAが開催競馬場で入場再開 京都1RでVの幸「これからどんどん増えてほしいです」(スポーツ報知)

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 JRAは新型コロナウイルス感染拡大防止のため2月29日から実施していた無観客競馬を一部解除し、事前の指定席購入者限定で10月10日から開催競馬場への入場が再開した。無観客競馬が始まった2月29日から224日ぶりにファンの前での競馬となった。東京(1047席)、京都(778席)、新潟(621席)で、「指定席ネット予約」での抽選発売に当選したファンが、朝早くから訪れた。  雨が降り続くなか、京都競馬場では開門時間(8時45分)の30分以上前にはファンの姿があった。大阪府交野市から来た60歳男性は「いつもより早く来ました。家でゴロゴロしてお酒を飲みながら競馬を見ても体に悪いと医者に言われました。目の前をドドドドと馬が走るのがいいんです。ネット投票で負けても証しがありません。どうせ負けるなら紙の馬券を握りしめて負けたいです。でも、帰りの居酒屋代ぐらいはプラスで帰りたいです」と笑顔を見せていた。  京都の1階のファストフード店は3店舗が営業再開。吉野家・京都競馬場店の山本哉(はじめ)店長は「やっと本日から営業できて、うれしく思います。JRAの方々、そしてスタッフに本当に感謝です。いつもの開催と違い、2割ほどの売り上げと見込んでいます。この開催が終わると京都競馬場は改修になりますが、新装オープンとなる2023年春までには、世の中が元に戻っていてほしいです」とコロナの終息を願っていた。  この日の京都1R(2歳未勝利、ダート1800メートル)を制したのは直線で外から力強く伸びたマルモルーラー(牡2歳、栗東・木原一良厩舎)。久々の観客の前での勝利となり、幸英明騎手は「まだまだお客さんの数も少ないですし、これからもっと戻ってきてくれたら僕らのモチベーションになります。どんどん増えてほしいです」と入場者数が増えることを願っていた。  同レースでメイショウミツヒデ(4着)に騎乗した和田竜二騎手は、観客の入場再開について「いいですね。逆に落ち着きました。まだポツポツですが、これからもっと増えてほしいです」と今後に期待していた。

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(2020/10/10)