ヤンキース・田中将大が終戦 7年契約満了で去就に注目、争奪戦も…ヤ軍は11年連続リーグVならず(スポーツ報知)

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 ◆メジャーリーグ・地区シリーズ第5戦 レイズ(東地区1位・第1シード)2―1ヤンキース(東地区2位・第5シード)=9日、サンディエゴ・ペトコパーク=  ア・リーグ地区シリーズの第5戦が9日(日本時間10日)に行われ、王手をかけていたレイズがヤンキースを2―1の逆転勝ちで下し、3勝2敗でリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。敗退が決まったヤンキースは、09年のワールドシリーズ制覇以来、11年連続で世界一、リーグVを逃した。第3戦で先発して5回途中5失点で敗戦投手になった田中将大投手(31)の2020年シーズンも終わった。  田中の激動の1年が終わった。2月7日。「1年間しっかりチームのために働いて、ワールドシリーズ制覇を目標にしっかりやっていきたいと思います」と力強く決意を口にして渡米。フロリダ州でのキャンプでは順調に調整を続け、オープン戦でも3試合に登板して防御率2・08と安定した数字を残して、シーズンへ向けて調子を少しずつ上げていた。  だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月中旬にオープン戦の打ち切り、春季キャンプの中断、開幕延期が決定。地元・ニューヨークでは爆発的な感染拡大が起きていたこともあって、田中は一時的に日本に帰国して、可能な限りの調整を進めた。再渡米して7月4日(日本時間5日)にニューヨークで始まった夏季キャンプに合流したが、悲劇が待っていた。  いきなり実戦形式の練習中に、頭部へスタントンの打球が直撃。軽度の脳しんとうだったため、長期離脱などには至らなかったが、開幕への調整計画が大きく狂った。8月1日(同2日)に初登板を果たしたが、球数制限があったため51球のみ。80球を初めて超えたのは、6登板目となる9月に入ってからだった。11年ぶりにワインドアップを復活させ、10登板で3勝3敗、防御率3・56。60試合に短縮されたシーズンで安定した数字を残したが、本来の力は出せなかった。  ポストシーズン(PS)では苦しんだ。昨季までは、通算8試合に登板して5勝3敗、防御率1・76と得意にしていたPS。だが、9月30日(同10月1日)のワイドカードシリーズ(WCS)第2戦・インディアンス戦では強い雨風に泣かされて5回途中6失点で降板すると、地区シリーズ第3戦のレイズ戦も5回途中5失点で敗戦投手になった。試合後には「悔しさしかない」と胸の内を明かし

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(2020/10/10)