豊島竜王-羽生九段 竜王戦7番勝負第1局が再開(日刊スポーツ)

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豊島将之竜王(叡王=30)の初防衛なるか? 挑戦者の羽生善治九段(50)がタイトル獲得通算100期を達成するか? 2日制で行う将棋の第33期竜王戦7番勝負第1局が10日、東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で再開された。前日の9日は先手の羽生が27手目を封じて、初日を終えていた。 午前9時に立会人の森内俊之九段(50)が封じ手を開封。そこには先手2七同飛と記されていた。26手目、豊島が羽生の飛車の頭に打ち込んだ後手2七歩を払った形から2日目は始まった。 両者は過去33回対戦し、羽生の17勝16敗。タイトル戦でも、2014年(平26)の第62期王座戦での初対決(羽生が3勝2敗で防衛)を皮切りに、翌15年の第86期棋聖戦(羽生3勝1敗で防衛)、18年の棋聖戦(豊島が3勝2敗で奪取)と3回戦っている。2日制の7番勝負で豊島に羽生が挑戦する図式は初めてだ。 その羽生も17年の竜王獲得後、タイトル戦では18年名人戦、棋聖戦、竜王戦と3連敗中。タイトル獲得99期(内訳は竜王7、名人9、王位18、王座24、棋王13、王将12、棋聖16)で足踏みしている。特に2年前の竜王戦で広瀬章人八段に敗れて以降、2年間はタイトル戦という頂上対決から遠ざかっている。先月50歳になって、どんな戦いぶりをするのか注目だ。 対する豊島は棋聖、王位、名人を獲得したが、いずれも防衛に失敗している。「タイトルを獲得して、それを防衛して初めて1人前」と言われる将棋界で、今回は初防衛に向けて気力を充実させて臨む。 持ち時間各8時間のうち、初日の消費時間は羽生3時間54分、豊島3時間50分。10日の持ち時間は羽生4時間6分、豊島4時間10分。同日夜には決着の見込みだ。

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(2020/10/10)