「天気痛」の患者が増加 天気痛とは?対処法は?(TOKYO MX)

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 台風などが来ると症状が出やすくなるという「天気痛」についてまとめました。天気痛とは、季節の変わり目に起こるといわれている頭痛やめまい、耳鳴りや倦怠(けんたい)感などの症状です。  頭痛の専門医である「らいむらクリニック」の来村昌紀院長によりますと、温度や湿度、気圧が大きく変化すると耳の奥にある「内耳」と呼ばれる気圧センサーが作動して自律神経が乱れて起こるということです。  天気痛は女性の方がなりやすいというデータもあります。今年6月に実施された調査によりますと、天気痛が「ある」「ある気がする」と回答した人が女性では80%近くに達しました。一方で男性は50%以上が「ない」という回答でした。女性の方が自律神経が乱れやすい人が多いためで、5人に1人は学校や仕事を休むなど、生活に支障が出るほどの症状が出るということです。  しかも近年、天気痛の患者数は増えているということです。その理由としてまず挙げられるのが「異常気象」です。ゲリラ豪雨や台風の大型化など、異常気象の影響により、気圧や気温、湿度の変化が激しくなっているためだと考えられています。また「生活スタイルの変化」も挙げられます。夜型の生活など不規則な生活をする人が増え、寝る直前まで長時間にわたってスマートフォンを操作する人もいるなど、自律神経が乱れやすくなっています。さらに今年は「新型コロナの影響」で、患者が増えることが予想さされるということです。家にいる時間が長くなり、運動不足の人が多い、さらに今夏の猛暑と冬の寒暖差が大きくなることで、天気痛が起きやすい条件がそろっています。  来村院長によりますと天気痛は台風が来たり季節の変わり目に起こりやすいということで、こういった時期は睡眠をしっかりと取って無理をせず、自立神経を乱さないように心掛けることが大切だということです。  それでも天気痛になってしまったら、原因となっている耳の奥の気圧センサーをいたわるため、耳の血行を良くする「耳ほぐし」が効果的です。「耳ほぐし」の手順は(1)親指と人差し指で両耳を軽くつまみ、上・下・横にそれぞれ5秒ずつ引っ張る▽(2)耳を軽く横に引っ張りながら、後ろに5回ゆっくりと回す▽(3)耳を包み込むように折り曲げて、5秒間キープ▽(4)手のひらで耳全体を覆い、後ろに円を描くようゆっくりと5回回す。耳をマッサージすることで耳の血行が良

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(2020/10/10)