タイヤ交換なしでもグリップが激変? ショーワのサス&ステア協調制御に驚いた(レスポンス)

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9月30日、ショーワ技術体感試乗会「Showa Technology Experience」が、栃木県の塩谷プルービンググラウンドで開催された。 関連画像を見る ショーワはシャシーサプライヤーとして有名で、ホンダ系のシャシーパーツを担当するのはもちろんほかの四輪メーカーにもサスペンションパーツを供給している。 Showa Technology Experienceではサスペンション関係だけでなく、次世代の電動ステアリングなどが装着された数々の車両に試乗したが、もっとも興味深かったのがステアリングとサスペンションの協調制御だった。 市販車でも同様の制御を行うクルマが多いが、ショーワの「インテリジェント エレクトロニック コントロール アダプティブ サスペンション(IECAS)」とステアリングとの協調制御は、すばらしいハンドリングを実現していた。 ◆ステアリングとサスペンションの協調制御に驚く 装着車両は2018年モデルのホンダ『シビック』5ドア。まずは制御を入れない状態で直線路でのスラロームをしてワインディングロードを走るが、ご存じのとおりシビックはノーマルでも高いハンドリング性能を備えている。現行モデルは少々古くなってしまったが、それでもトップクラスのハンドリング。このままでもスポーティさに大きな不満はないが、次にステアリングとサスペンションの協調制御を入れると驚いた。 まるでサスペンションを別物に交換して別のタイヤを装着したかのようなハンドリングに激変したのだ。まずスラロームではステアリング操作に対してノーズの動きがさらによくなり、姿勢変化が穏やかになったせいかロールがかなり少なくなったように感じた。 もっと驚いたのがタイヤのグリップ感だ。ノーマル制御では通常のスポーツタイヤのハンドリングという感じだったが、制御が入るとまるでハイグリップのSタイヤを装着したようなガッシリとした雰囲気になる。実際グリップ性能が上がっている感じで、路面からのインフォメーションがステアリングに伝わってくるため、ワインディングロードでも思い切り攻め込んだ走りができる。 ◆タイヤ変更なしでもアジリティ性能とグリップ感は格段にアップ 現在の市販車でもアダプティブダンパーやアクティブサスペンションは、制御方法や路面状況を検知するには様々な方法が取られている。センサーで

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(2020/10/09)