いよいよ来週から運行開始 魅力満載の「36ぷらす3」(KKB鹿児島放送)
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JR九州の新たな観光列車「36ぷらす3」の運行がいよいよ来週金曜から始まります。9日はリハーサルを兼ねた報道陣向けの試乗会がありました。
「36ぷらす3」は世界で36番目に大きい島「九州」の魅力を詰め込み、39(サンキュー)の輪を広げたいという思いが込められた新たな観光列車です。列車は2004年まで現在の鹿児島中央~博多間を走っていた特急「つばめ」の車両を使用していて、外観を黒く塗り替えるなどの改造を加えて復活しました。
畳敷きの車両や広々とした共用スペースなど各号車ごとに内装は異なりますが、全車両に木材が使われていて木のぬくもりと優しい香りに包まれています。もちろん、鹿児島湾と桜島の絶景も眺められます。特急「つばめ」で人気を博し、今回17年ぶりに復活したカウンター付きの売店「ビュッフェ」。鹿児島県鹿屋市の牧場が販売するサラミなど県産や九州産のものを楽しめます。
そして目玉のひとつが食事付きのプランで提供される2種類のお弁当です。個室タイプでは鹿児島の食材を生かした「フレンチ松花堂弁当」がいただけます。もう1種類の弁当は鹿屋・中山牛のグリルです。座席タイプでは「鯛そぼろと薩摩のおばんざい弁当」を味わうことができます。豪華な車両で優雅なひとときを過ごせば、あっという間に大隅大川原駅に到着。途中下車をすれば地元の人々が笑顔でお出迎えをしてくれます。駅の外にはお土産屋や軽食を買うことができるキッチンカーも。
JR九州 鉄道事業本部営業部 加藤 邦忠 営業課長
「いよいよスタートという感じ。この列車で少しでも地域が元気になり、皆さんと一緒に九州を盛り上げて行けたら」
運行は5日間で九州7県をまわる5つのルートがあり、各ルート1日単位で乗車することもできます。最初の運行は来週16日に鹿児島中央を出発するルートで、予約はインターネットや電話などで受け付けています。