アリタリア、羽田-ローマ21年3月に延期(Aviation Wire)
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アリタリア-イタリア航空(AZA/AZ)は、ローマ-羽田線の就航日を2021年3月1日に延期した。当初、今年の夏ダイヤで開設予定だったが、中国から拡散した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により延期。就航した場合、11カ月遅れでの乗り入れとなる。
運航日に変更はなく、週3往復を運航する。ローマ発は月曜と木曜、土曜、羽田発は月曜と水曜、土曜に設定。羽田発の初便は翌々日の3月3日となる。運航スケジュールは、羽田行きAZ792便がローマのフィウミチーノ空港を午後2時40分に出発して翌日午前11時10分に着く。ローマ行きAZ793便は午後1時20分に羽田を出発し、午後6時40分に到着する。
同路線は当初、今年の夏ダイヤ初日の3月29日から1日1往復での運航を計画していたが、新型コロナウイルスの影響により延期。5月1日の開設を予定していたが、さらに延期し、8月17日の就航を計画していた。その後、新型コロナによる渡航制限延長により、9月3日に後ろ倒しした後、10月1日の開設を計画していた。
これまでローマ線は成田発着だったが、羽田線開設後も成田線を残す。このほかミラノ-成田線も運航しているが、いずれも現在は運休しており、順次再開を検討する。
アリタリアは2018年10月からの冬ダイヤで、全日本空輸(ANA/NH)とのコードシェアコードシェア(共同運航)を開始。ANAは今年3月からの夏ダイヤで羽田-ミラノ線を開設する予定だったが、開設時期がずれ込み、現在のところ未定としている。