本田真凜、右肩痛も強行「最後まで滑れてよかった」 フリーは2回転ジャンプで臨む(スポーツ報知)

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◆フィギュアスケート ▽東京選手権 第1日(9日、ダイドードリンコアイスアリーナ)  女子ショートプログラム(SP)は本田真凜(19)=JAL=は47・29点で9位、シニアデビュー戦の望結(16)=プリンスホテル=は43・91点で12位スタート。永井優香(21)=早大=が61・08点で首位に立った。  真凜はシェイリーン・ボーンさん振り付けの「I’m an Albatraoz」を鳥をイメージしたパンツ衣装で滑り出したが、冒頭のループが2回転になるなどジャンプミスが続いた。3日のジャパン・オープンを右肩の脱臼のために欠場。ジャンプ練習は、この日再開したばかりだった。「2週間ほどジャンプができていなくて、スケートをやってきたなかで一番不安な中で演技をした。途中でやめることなく最後まで滑れて良かった」と打ち明けた。「まずはSPを通過しないといけないと思い、滑っていた。途中でやめてしまいそうになる時が何度かあったけど、ダメだと言い聞かせながら滑った」という。  ジャパンオープンの前週にジャンプで転倒した際に右肩を脱臼。その日は自分で入れ直して練習を再開したが、翌日の練習中に再び外れた。「病院で入れてもらったけど、『ガリ』ってなってしまって、そこから痛い」。3日間は氷上練習ができなかった。欠場も脳裏をよぎったが、妹の紗来(13)の姿に背中を押された。3日の近畿選手権のジュニア女子で16位に終わり「向上したい」と悔し涙を流した末妹に負けていられない。「紗来が良くなかったけど、前向きに頑張っている姿を見て、私も頑張ろうと思った」。  ジャンプ練習ができない間は、イメージトレーニングを繰り返してきた。10日のフリーは3回転ジャンプを跳ばずに臨むつもりだ。「明日はダブルジャンプでやるって決めている。明日は他の部分で完璧に、全部レベル4を目指して頑張りたい。ジャンプがなくても感動してもらえる演技ができたら」と語った。  今大会は昨季8位だった全日本選手権(12月23~27日、長野ビッグハット)の予選会を兼ねたブロック大会。上位18人が東日本選手権(11月6~8日、山梨・小瀬スポーツ公園アイスアリーナ)に進む。

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(2020/10/09)