飛び交う都構想ツイート 身近な施設、生活の変化に関心(産経新聞)

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 11月1日に投開票される大阪都構想の住民投票に向け、ツイッター上では「大阪都構想」という言葉を含むツイート(投稿)が日々2万件前後、飛び交っている。産経新聞は投票1カ月前の今月1日から8日までのツイートを解析し、投稿文に含まれる言葉の出現頻度を日ごとに可視化。利用者がどのようなキーワードに反応し、関心を深めているのかを探った。(渡部圭介、杉侑里香)  1、2両日は「中央図書館」「ムダ」というフレーズが多く投稿された。都構想推進派の大阪維新の会が、「保存版」と銘打ち制作・配布したパンフレットの内容を批判的に投稿したユーザーの投稿がリツイート(引用)され、広く拡散したことが背景にある。  パンフレットでは大阪府と市の「二重行政によるムダな投資」の一例として、府立中央図書館(東大阪市)と大阪市立中央図書館(同市西区)を列挙。身近な施設なだけに、関心を持つ人が多かったとみられる。維新の松井一郎代表は取材に、「無駄とは言い切れないが、今は電子書籍もある。いずれ建て替えるときに2館とも同規模で維持管理すべきか、という問題提起だ」と述べている。  市主催の住民説明会が終了した4日や翌5日には「説明会」という言葉も頻出した。新型コロナウイルスの影響で、説明会は5年前の前回住民投票時の39回から8回に減っており、説明会の内容のほか、回数の是非に関する投稿も多かった。「経済」「医療」「教育」や、「メリット」「デメリット」という言葉も多く、都構想で生活はどう変化するのか、見極めようとする姿がうかがえる。  政党名では「維新」が多い一方、自民党や共産党など反対派の名称はあまり多くない。反対派は市民団体や市民グループが自主的に活動していることが影響した可能性がある。  異彩を放つのは、4日以降に多く登場する「れいわ新選組」や代表の「山本太郎」氏の名前だ。れいわは府市議会で議席を持たないが、山本氏がJR大阪駅前などに突然現れ、都構想に反対の立場で街頭演説を行うゲリラ的な活動を展開。インターネットでの動画配信もあり、注目を集めたとみられる。4日には防災研究の第一人者、河田恵昭・京都大名誉教授が防災の観点から府市の課題を述べたこともあり、河田氏の名前を含むツイートも5日以降、急増した。  また、大阪・ミナミのアメリカ村の地元商店会が設置した維新制作の旗をめぐり、必要な許可基準を満たし

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(2020/10/09)