ロッカールームでの円陣制限も 第3回コロナ対策調整会議(産経新聞)
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政府は9日、来夏に延期された東京五輪・パラリンピックに向けた新型コロナウイルス対策を検討する調整会議の第3回会合を首相官邸で開いた。この日は選手村や競技会場での対策を中心に協議。選手村食堂の座席数削減や、競技会場のロッカールームでは円陣や歌を制限するなど、具体的な対策案が示された。
選手村では五輪で4500席設置予定だったメインダイニングホールの座席数削減や利用時間の制限、料理を事前に小分けする提供方法の導入などを検討。競技会場については選手とスタッフの接触を最小限にするための動線設定や、選手の観客席での応援を見直すなどの案が出た。選手の行動ルール案も示され、滞在先は選手村や各自で手配する宿舎などに制限するほか、訪問先も会場や練習場など競技関連施設に限る。定期的な体温測定など体調管理も徹底する。
調整会議は計5回開催され、年内に中間報告をまとめる。この日の会合では国際大会などに参加する日本人選手と関係者について、政府が9日付で帰国後に求められる14日間の待機措置を緩和し、公共交通機関を使用しないなどの条件付きで期間中の練習を認めるとの通知を出したことも報告された。