地域の発展に貢献 MBC賞表彰式(MBC南日本放送)
【リンク先抜粋】
今年のMBC賞の表彰式が、鹿児島市のホテルで行われ、3つの団体が受賞しました。
MBCでは、地域の発展に貢献し、今後の活躍が期待される人たちに毎年、MBC賞を贈っています。9日の表彰式では、MBC畠中文化基金の中村耕治理事長から3つの団体にトロフィーと賞金が贈られました。
曽於市の「マトヤ技研工業」は、大部分を人の手作業に頼ってきた食肉処理の負担を減らそうと、骨や肉を自動的に処理する機械をおよそ40種類開発し、全国や海外の工場に提供しています。食肉処理の効率化を通じて畜産県・鹿児島の活性化に貢献しようという独自の取り組みが高く評価されました。
鹿児島市の「日本ALS協会鹿児島県支部」は、難病に指定されているALS・筋萎縮性側索硬化症の患者を支援しようと、ボランティアで交流会を続けているほか、重度訪問介護の充実に向けてサポートセンターも運営しています。患者や家族の苦しみや悩みに寄り添うきめ細かな活動が高く評価されました。
鹿屋市のまちづくり会社「大隅家守舎」は、民間主導によるまちづくりを推進しようと、空き店舗の活用など中心市街地の活性化に取り組むとともに、廃校を利用した体験型宿泊施設の運営も行っています。建築やデザインなどリノベーションの専門知識を生かした斬新なまちづくり活動が高く評価されました。