台風14号 鹿児島県内から次第に遠ざかる 農業被害・交通影響も(MBC南日本放送)

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強い台風14号は鹿児島県内からは次第に遠ざかりつつありますが、風速15メートル以上の強風域に入った県内では被害も出ています。 強い台風14号は、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方を風速15メートル以上の強風域に巻き込みながらゆっくりと北北東に進んでいます。台風は次第に県内から遠ざかりつつありますが、9日は種子島で最大瞬間風速22.3メートルを観測するなど、風や波が強い状態が続いています。 8日最大瞬間風速36メートルが観測された屋久島の農園では、12月に収穫するはずだったポンカンやタンカンの木の枝が折れ、果実が落下する被害がでました。先月の台風10号でも被害を受け、今年の収穫量は半分ほどに減る見込みだといいます。 (果樹農家 日高数昭さん)「5割やられている。10号で落とされ、輪をかけて14号で」 一方、奄美市笠利町の砂浜には台風の強風であおられたとみられるヨットが漂着。ヨットは大分県別府市から沖永良部島に向かう途中で、乗っていた74歳の男性にけがはありませんでした。奄美海上保安部は「気象情報の収集手段も持たずに台風に向かって走る、無謀な航海」として、こうした行為をしないよう呼びかけています。 県によりますと、台風14号によるけが人などの被害の情報はないということです。 9日は離島関係の海の便は軒並み欠航。10日も「フェリーあまみ」「クイーンコーラル8」「フェリー太陽」が欠航を決めています。 空の便は9日、離島便を中心に42便が欠航し、10日は大阪・名古屋便などで欠航が出る可能性があります。 天候は回復に向かっていますが、台風により南から暖かい空気が流れ込んだために鹿児島市ではあす、気温が30度以上の「真夏日」になると予想されています。

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(2020/10/09)