人生初の“新車”を購入したからこそ得た“新しい歓び”とは? WRX STI購入記(最終回)(GQ JAPAN)

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いよいよ「WRX STI EJ20 Final Edition」の優先購入権の発表日がやってきた。事務局によれば、2019年11月14日の16時以降に順次、登録したメールに結果が知らされるという。“当選”の結果が届くのは、わずか555人のみ。1万3618人が申し込んだというから倍率は約24倍! 当選率は限りなく低いものの、自分が含まれているかは、やはり気になる。 メールが届いたのは、17時頃。結果は……落選。営業のTさんからも連絡があり、おなじく落選の報告を受ける。ちなみに当選者が辞退すると、次点に権利が移るという。はたして、筆者に購入権利が移る可能性はあるのだろうか? 訊くと、筆者の順位は相当低く、アテには出来ない。 ゆえに、Final Editionは諦めざるを得ない。とりあえず、取材の御礼もあるので、営業のTさんがいるディーラーへと出向いた。そこであらためて、“素”のWRX STIの見積もりを作成してもらうことにした。 前回の取材でも、見積もりは作成した。しかしそれは、オプション満載の超贅沢仕様。予算もオーバーしていただけに、あらためて作成し直す必要があったのだ。 要望を伝えて、Tさんが目前で見積もり書を作成する。ちょっと前までは、見積もり書といえば紙だったが、今やiPadで作成し、提示するのには驚いた。 Tさんから「ボディカラーはどうしますか?」と、訊かれた。迷うことなく「マグネタイトグレーメタリックで!」と、答えた。WRX STIの定番カラーといえばブルーやブラック、パールホワイトだ。にもかかわらず、“ガンメタ”を選んだのは、WRX STIの最終型にしか採用されていない希少性ゆえだ。 グレードは、「ベース」をセレクトした。WRX STIには、「ベース」と「タイプS」の2種類がある。装備の充実度でいえば「タイプS」であるものの、違いは、ビルシュタイン製ダンパーと19インチホイールの有無ぐらい。搭載するエンジンや駆動システムなどはまったくおなじだ。ちなみにベースは、タイプSにくらべ約20万円安い。タイプSのほうが魅力的ではあるものの、予算の都合でベースを選んだ。 オプションで選択した装備は、ナビゲーションシステム、ETC2.0車載器、バックカメラ、フロアマットの4点。総額約33万円だった。くわえて5年間の延長保証と3年分のメンテナンスパックも付け

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(2020/10/09)