【社説】露骨に偏向報道する政権寄り番組、韓国放審委はどんな制裁をしたのか(朝鮮日報日本語版)
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韓国の野党が、公営放送の代表的な時事番組を全数調査した結果、与党の人物や親与党のパネリストが圧倒的に多く出演していることが判明した。偏向放送の先頭に立っているのは、ソウル市民の税金で運営されているTBS交通放送の『キム・オジュンのニュース工場』だ。今年に入ってから9月までに、同番組には民主党員のパネリストが238回出演した。保守系最大野党「国民の力」所属のパネリストはその3分の1にもならなかった。
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同番組は、チャン・ジャヨン事件で性接待を目撃したと主張している元女優のユン・ジオを出演させ、「後援金詐欺」を起こす機会を提供した。またチョ・グク元法相の娘を出演させて「表彰状を偽造したことはない」と主張させ、尹美香(ユン・ミヒャン)議員も同番組で「(元慰安婦の)おばあさんと活動家を分裂させようとしている」と言い張った。『ニュース工場』は今年8月、韓国放送広告振興公社の調査で、同時間帯の番組の中では全ての指標で最も低い点数を付けられた。とりわけ「中立性」の項目は54点で、他番組より30点以上も低かった。これほどなら「ニュース工場」ではなく「ニュース工作」だ。にもかかわらず、放送通信審議委員会(放審委)は「李容洙(イ・ヨンス)おばあさんの記者会見文からは臭いがする」という同番組に「注意」を与えるくらいだった。批判メディアであれば、とっくに進行担当者が交代していたレベルの事案だ。