ノーベル平和賞に国連世界食糧計画(WFP) 日本人職員がつづっていた熱い現場愛「オフィスを出なきゃ見えてこない」(GLOBE+)

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大きな問題を大きなまま解決するには 私たちは無力すぎるから。 大きな問題を粉々に砕いて、 目の前に落ちてきた小さな動く現実に 愛とエネルギーを注ぐのだ。 人の上に立たずに 人の下にいかないで 人の真ん中で。 (2010年3月11日「人の上、人の下、人の中」消化物展示場@ソマリア) 8年たっても自分の仕事に対する「向き合い方」が変わってないなぁ、と昔書いた自分のブログを見返す。2~3年毎に新しい赴任地に行って、新しいチームと“新しい“問題(これは“私”にとってというだけで、現地に住んでいる人にとっては恒久的なことなのだけれど)に直面するから、ある意味いつも新鮮な気持ちで仕事に向き合えるからかもしれないし、懸命に仕事をしてもなかなか「問題が改善した!」ところまで行かずに次の人にバトンタッチをしなければならない無力さに何回もぶちあたって厚くなったきた面の皮のせいかもしれないのだけれど。 一週間のシエラレオネ出張を終えて、今は明日の飛行機待ちでこのコラムを書いています。前回は5月の初め、昨年に終わった事業の修了式典に参加するためだったので二か月ぶりです。 今年に入ってからは5回目の出張。ほぼ1.5か月に1回の割合で、1回の出張はだいたい1週間から長いもので2週間(うちは夫がソマリアに単身赴任しているので、子どもをおいて出るのはこれが限界)。首都のオフィスで1日ミーティングに参加することもありますが、だいたい空港からそのまま現場に直行することの方が多いので、日曜日に到着して、月曜日からのワークショップや視察に備えます。 今回はWIFIのインターネットどころか電話も通じない「田舎」の村で、他の国連機関やNGOと一緒に事業の計画立案に不可欠なコミュニティーを巻き込んでのワークショップを行いました。一週間かけて村人と一緒に村のマッピングをし(一緒に村を歩いてインフラの状況や現状や問題解決の糸口をみつける)、村のリソースや、やるべき事業内容を話し合います。

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(2020/10/09)