ジェンダー川柳 最優秀は「上司出せ!出たら今度は男出せ?」(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 静岡市女性会館は、男女共同参画週間に合わせて公募した「ジェンダー川柳2020」の審査結果を同館ウェブサイトなどで公開している。生活の中の性差にまつわる違和感や疑問などが主題で、一般投票に審査委員長の票を加えて選ばれた最優秀作は「上司出せ!出たら今度は男出せ?」。働く女性のリアルな声が共感を得た。  審査委員長を務めたのは僧侶で落語家の露の団姫(まるこ)さん。最優秀作について「顧客のジェンダーバイアス(性別に基づく偏見や差別)も女性の働きづらさの一因。社会全体の人権意識が変わらなければ、女性の就労環境も改善されない」とコメントした。  次点の優秀作は4点が選ばれた。「手伝うよ共働きでよく言うよ」「『おーいお茶』売ってますから買ってきて」「『そんなこと男ができるか』やるんです」と、家事育児の分担に対する妻からの“抗議”が多数を占めた。夫の気付きを読んだ「妻寝込み名も無(な)き家事の意味を知る」も食い込んだ。  全国から1406点の応募があった。今年は新型コロナウイルス感染症の流行にちなんだ作品も多く、「ママ出社パパは子を抱きテレワーク」「応援無いワンオペ育児は無観客」などが入選した。  谷口年江館長は「コロナ禍を受け、女性の家事育児負担が増えるなどジェンダーの不平等が顕在化した。作品を通じ、もう一度男女の平等について考えてほしい」と話した。

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(2020/10/09)