熱海の旧日向家別邸「幻の地下室」 建築家タウトの魅力発信、パネル展(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 熱海市春日町にある国重要文化財の旧日向家別邸の歴史と、同邸の地下室を設計したドイツ人建築家ブルーノ・タウト(1880~1938)の魅力を紹介する「幻の地下室展」が8日、同市田原本町のギャラリー藍花で始まった。13日まで。  同邸はタウトが手掛けた国内で唯一現存する建物。現在は大規模な保存改修工事が行われている。タウトが造った当時の姿を再現して2022年4月にリニューアルオープンする予定。  地下室展は、同邸の保存と活用の機運を高めようと、市民有志や有識者らでつくる「熱海ブルーノ・タウト連盟」(矢崎英夫代表)が企画。地下室に設けられている社交室や洋、和客間などの写真パネルをはじめ、タウトの年表などを展示している。  矢崎代表は「地下室には隠し扉や効率的な動線などが張り巡らされていて、まさに奇跡の塊」と語る。同邸周辺は、国登録有形文化財「東山荘」など昭和初期の別荘建築が盛んだったことも踏まえ、「昭和のロマンが感じられる貴重なエリア。観光資源として発信したい」と話す。

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(2020/10/09)