日本ハム・マルティネスが制球難で6敗、最多借金7(日刊スポーツ)

【リンク先抜粋】
<日本ハム1-4楽天>◇8日◇札幌ドーム 日本ハムのニック・マルティネス投手(30)が、楽天21回戦(札幌ドーム)で3回2/3を6安打4失点KOされ、6敗目を喫した。4与四球と序盤から制球も不安定。右手負傷からチーム事情も相まって一時リリーフも務めた助っ人右腕は、丸3カ月間、勝ち星から遠ざかっている。4カードぶりの勝ち越しを逃したチームは、借金が今季ワーストタイの「7」となった。 【写真】4回途中で降板するマルティネス     ◇    ◇    ◇   マルティネスの表情は、最後まで浮かなかった。3回までは毎回走者を背負いながらもしのいだが、4回は我慢できなかった。4安打を集中され、2四球も絡んで一挙4失点。「今日は、大事なところで球が決めきれず、カウントを不利にしてしまい、苦しい投球になってしまいました」。来日1年目に10勝を挙げた姿とは別人のように制球に苦しみ、リズムのない投球が続いている。 この日の4四球を加えて、今季59イニングの登板で与四球数は30に達した。約2イニングに1個ペース。4イニングで1個だった18年とは明らかに違う。 8月20日楽天戦で右手薬指に打球が直撃し、骨挫傷を負った。その後は、チーム事情からリリーフにも回りながら回復に努めた。前回登板の9月25日オリックス戦で先発復帰も、この日と同じ4回に4失点し、3回1/3、5安打5四球6失点(自責4)でKO。今回と前回を合わせて9四球と課題も顕著だ。難しい調整を強いられたことが要因か、1軍登板なしに終わった昨季のブランクの影響か。「次回までに修正できるよう調整をしていきます」と話したマルちゃんだが、悩みは深い。 前回登板後は2軍戦での調整登板も行い、満を持して臨んだ1軍マウンドでもあった。栗山監督は「前に進んだものもあるし、やっていかないといけないものもあるし」と振り返ったが、結果は12日前と変わらず。チームと同様に浮上の兆しが見えない。【木下大輔】

続きはこちら

(2020/10/08)