近くに信号機と横断歩道があるのに…多発する「乱横断」のワケ 北海道札幌市(HBCニュース)

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 視聴者からの疑問や悩み、そして、暮らしの中のハテナを調査する、「HBCもんすけ調査隊」です。今回のテーマはこちら。歩行者が、横断歩道のない場所で道路を渡る「乱横断」です。札幌のある場所で多発しています。  もんすけ調査隊に情報を寄せてくれたのは、札幌市南区の地下鉄真駒内駅を利用している50代の男性です。  「信号を利用しないで横断する方が多いです。危険なんです」(50代男性)  男性が「危ない」と指摘するのは、真駒内駅前に伸びる「平岸通」。特に駅の南側で歩行者が横断歩道のない道路を渡る「乱横断」が相次いでいるといいます。  「30分間でどのくらいの人が道路を横断するのか、実際に調べてみたいと思います」(記者リポート)  「あっ、渡ってる…」(カメラマンの声)  午前8時すぎから撮影を始めると…。  「今、あの女性が渡りそう…あっ、渡っていきました。車の間を抜けてバス停の方向に向かっていきます。続々と道路を渡っていきます。小走りで道路を渡っていきます。連続して3人が、道路を渡っていきました。私のすぐ横を通り抜けていきました、あ、またもう1人、車の前を通っていきます。危ないです」(記者リポート)  30分間で乱横断をしたのは30人。なんと1分に1人のペースです。なぜ、道路を渡ってしまうのか?その理由を直撃すると…  「向うから回ってくると時間がかかるんだよね。できれば信号の前にこっち渡ってきたいと…」(男性)  駅前まで行けば、信号機のある横断歩道がありますが、そこで信号待ちになるのを避けるために、車の流れが途絶えたすきに道路を渡ってしまうのです。さらに、渡った先は…。  「人一人が通れそうですが、札幌市によりますと歩道ではないということです」(記者リポート)  本来、歩道ではない場所を歩行者が歩くため、車との距離も近く、接触する危険もあります。いっそのこと、乱横断が多い場所に横断歩道と、安全な歩道をつくることはできないのか?札幌市に話を聞いてみると…。  「住宅が(山側に)ないから歩道がない」「山になっていて、歩道を仮に設置する場合は莫大な費用がかかる」「柵を設置したり、危険・危ないという看板を設置したりしている状況です」(札幌市南区土木センター・菅原明典維持管理課長)  取材を受け、札幌市では、新たに注意喚起の看板を作成していて、順次設置

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(2020/10/08)