【マツダ MX-30】気になるポイント…価格、EV、ロータリーレンジエクステンダー、ターゲット(レスポンス)

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マツダ『MX-30』の国内市場における販売開始が8日、正式発表された。導入されたのはマイルドハイブリッドであり、なぜ欧州のようにEVではないのか。販売方法やマーケティングは? 発表内容から気になるポイントをいくつか紹介する。 【写真】マツダMX-30(全27枚) ◆なぜマイルドハイブリッドからの市場投入なのか 東京モーターショー2019ではEVコンセプトとして発表され、欧州では9月から出荷が始まっている。日本でもEVの導入がアナウンスされていたが、先に発売されたのはマイルドハイブリッド版だ。誰もが思うのは「なぜEVではなくマイルドハイブリッドからの市場投入なのか?」という点だろう。多くの人は「日本ではEVは売れないから」という分析をしがちだ。 EVは、日本ではHVより売れていないのは事実だ。日本ではニーズのありそうなハイブリッドからという戦略には一定の説得力がある。しかし、マツダ側の説明は若干ニュアンスが異なる。 マツダのパワートレインは、マルチソリューション戦略の元、ガソリン、ディーゼル、マイルド、ストロング、レンジエクステンダーを含む各種ハイブリッド、バッテリーという複数のパワーソース・システムの組み合わせで考えられている。設計コンセプトの部分では、ビルディングブロック戦略の元、まずガソリンエンジン、ディーゼルエンジンを究極まで効率化し、その上でモーターやバッテリー、プラグインなど電動化技術を積み重ねていく。 MX-30は、その中で電動化技術のベースとなるモデルとして開発された。欧州ではニーズが高まるEVからの投入としたが、国内は電動化モデルの普及を考えて、多くの消費者が選択しやすいガソリンエンジン(SKYAVTIV-G)のマイルドハイブリッドエンジンとしたという。 おそらく、EV指向の低い日本市場を考慮しての判断と思われる。ストロングハイブリッドにしなかったのは、車両コストが上がるという点が影響しているのだろう。 マイルドハイブリッドは欧州メーカーに採用が多い。ディーゼルが環境性能戦略を担っていた欧州は、複雑で高価で、開発着手も遅れたストロングハイブリッドをパスして、一気にEVにシフトする戦略が如実になってきている。投資をするならBEVであり、ハイブリッドはCAFE規制対応期間のつなぎとするわけだ。 SKYACTIVエンジンがあるマツダも、い

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(2020/10/08)