Go To効果か、宿泊客数アップ 和歌山・白浜、9割まで回復(産経新聞)

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 新型コロナウイルス禍で減少していた関西有数の観光地・和歌山県白浜町の観光客が戻りつつある。町内24カ所のホテル・旅館が加盟する白浜温泉旅館協同組合のまとめでは、9月の加盟施設の宿泊客数は昨年の9割近くまで回復した。国内旅行の機運が高まる中、宿泊費が助成される国の「Go To トラベル」や県民対象の「わかやまリフレッシュプラン」で、持ち直したとみられる。(張英壽) 【イラストで見る】「Go To トラベル」事業の流れ  組合によると、今年はコロナ禍で宿泊客数が大幅に減少。昨年と今年の同時期を比べると、4月は約8万6千人から10分の1以下の約8千人に、5月は約8万7千人から約3千人に、6月は約7万3千人から約1万人に落ち込んだ。以降は回復傾向となり、7月は約10万人から約4万9千人とほぼ半数に、8月は約13万6千人から約9万6千人にまで回復した。  直近の9月は、約8万人から昨年の9割近い約7万人まで持ち直した。下旬に土・日曜と敬老の日、秋分の日が続く4連休があり、多くの観光客が宿泊したとみられる。  組合の幹部は「9月は国の『Go To トラベル』キャンペーンや県の『わかやまリフレッシュプラン』が大きかった」と分析する。県民を対象に宿泊費の最大半額を補助する県のリフレッシュプランは9月末で終了しているが、10月以降は「(東京が加わった)『Go To トラベル』の効果が出てくるのではないか」とみる。食事代の支援が受けられる「Go To イート」も始まれば、「さらに拍車がかかるだろう」と予想する。  町内の旅館「紀州・白浜温泉むさし」の沼田久博社長は、9月の状況について「3~6月に比べたら本来の状態に戻ってきた。4連休はずっと満室で、土曜も毎週満室。日曜もほぼ満室だった」と振り返る。すでに11、12月の予約も多くなっているといい、「国は『Go To キャンペーン』を続けてほしい」と話す。  一方、町商工会は、飲食店の状況について「宿泊客はまちに出るので、客は増えているのではないか」と期待する。  白浜観光協会の藤田正夫会長も「9月の4連休はすごい人だった。飲食店も9月はにぎわい、人出は戻ってきた。コロナは県内では沈静化してきているので、その影響もあるのではないか」という。  10月に入っても、白砂の浜で知られる町内の白良浜(しららはま)では、散策する観光

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(2020/10/08)