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2019年10月の台風被害を受け一部区間で不通が続いている阿武隈急行が、今月31日におよそ1年ぶりに全線で運行を再開することになりました。 柴田町の槻木駅と福島県の福島駅を結ぶ阿武隈急行は2019年10月の東日本台風で線路に土砂が流れ込むなどの被害を受け、現在も丸森駅と福島県の富野駅の間の15．4キロで不通となっています。 阿武隈急行は、不通区間での復旧工事が進み運行の安全性が確認されたことから10月31日に全線で運行を再開すると発表しました。 なお丸森駅と富野駅の間では敷石を交換するなど一部の工事が2021年3月まで続くため被災前より運行本数を減らし、速度も以前の半分程の時速45キロまで減速して運行するということです。

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(2020/10/08)