仙台で過去最多のクラスター 接待伴う飲食店でコロナ感染拡大 感染者22人に(KHB東日本放送)
【リンク先抜粋】
今月4日以降連日感染者が確認されている仙台市の接待を伴う飲食店の状況を詳しく見ていきます。
従業員では、7日までに23人中20人が検査を受け18人の陽性が確認されました。
また利用客ではこれまでに女性3人の感染がわかっていて、8日新たに、この店を訪れていた女性1人の感染が確認されました。この店で感染が確認された人はあわせて22人です。
宮城県内でのクラスターは13例目で、この飲食店が過去最多の規模となっています。
仙台市は7日、残りの従業員3人の検査を進めているほか、検査対象となっている利用客の数が少なくとも74人に上ることを明らかにしました。
ではなぜ、ここまで感染が拡大しているのでしょうか。仙台市によりますとこの店には15畳から16畳ほどの従業員用の控室があり、複数の人がこの部屋の中でマスクを外して会話をしていたということです。
また店内には限られた客が入れる個室が設けられて、従業員、客ともにマスクを外してカラオケをしていたことも確認されています。
今回のクラスターについて厚労省のクラスター対策班で東北大学の小坂健教授は、感染が分かった従業員18人のうち15人が9月中旬に研修旅行として北海道に行っていたことに注目していて、その場所で複数の人が感染した可能性を指摘していて、「マスクを外してしまったり適切な距離を保てないなど3密対策が守られないことで感染は拡大するので、改めて対策の徹底が必要だ」と話しています。