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（台北中央社）中央感染症指揮センターは8日、仕事で訪台したフィリピン籍の船員（50代、男性）が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。台湾に到着してから現在まで、症状は出ていないという。 男性は搭乗前3日以内に取得した陰性証明書を所持し、先月15日に台湾に到着。入境後は集中検疫施設に直行し、隔離期間が満了した後、同30日に専用車でホテルに移動していた。今月5日、会社の手配で自費検査を受けたところ弱陽性となり、翌日再検査を受けていた。同センターは、渡航前に感染したとの見方を示している。 8日現在、台湾内の感染者は累計524人で、このうち432人が、海外で感染した輸入症例。死者は7人。487人は隔離解除された。 （陳偉婷／編集：塚越西穂）

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(2020/10/08)