幼児期におすすめ!非認知スキルを高める遊びって?(ベネッセ 教育情報サイト)

【リンク先抜粋】
実は、ご家庭内ですぐに取り組める、非認知スキルをはぐくむ遊びがあります。それは「絵本の読み聞かせ」です。子どもにとって絵本とは、物語や作者が伝えたいメッセージの中から、価値観や文化、現実の社会へどう参加したらよいのか、などを学ばせてくれる大変素晴らしいツールです。たとえば、「友達とけんかをしたら謝る」という身近なことから、「弱いものを守り、悪いものを正す」というような実体験では学びづらいことまで、絵本の世界でなら子どもに伝えることができます。保護者がうまく教えられないこと、子ども自身では見つけづらいことも絵本の中でなら可能になるのです。 OECD(経済協力開発機構)の解説書には、「家庭は、特に幼児期の間、子どもの社会情動的発達の形成において極めて大きな役割を果たす」と説明されています[2]。親子のやりとりは、親子の間に強い感情的な結びつきをもたらし、これが子どもの社会的スキル及び情緒的安定性を形成するのに役立つのです。 そこでいつもの読み聞かせに一工夫。絵本を読んだあとは、ぜひ親子で絵本について語り合ってみてください。たとえば、お友達とけんかをする絵本を読んだときには、「けんかをしたら悔しいけど、お友達のことを叩いたらいけないよね」など、保護者の気持ちを伝えられるよい機会でもあります。こうした話しあいの時間が親子関係を築き、非認知スキルをより伸ばしていくのです。 [2] 経済協力開発機構(OECD) (著)他(2018)「社会情動的スキル――学びに向かう力」明石書店

続きはこちら

(2020/10/08)