日本海にも中国の触手が伸びる!? 北極海航路に虎視眈々の中国(LIMO)

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北極海に領海や排他的経済水域(EEZ)を持つ国は、米国とロシア、カナダ、ノルウェー、デンマークの5カ国で、この5カ国が中心となる北極評議会が北極海の行方について話し合うが、中国はオブザーバー国として長年参加し、北極開発のルール作りで影響力を高めようとしている。 中国は2018年1月、北極開拓についての戦略を掲げた「北極白書」を初めて発表し、ロシア側の北極海沿岸を通ってアジアと欧州を結ぶ第3の一帯一路、「氷上のシルクロード」構想を打ち出した。 また、ロシアやノルウェー沿岸、アイスランドやデンマーク領グリーンランドへ投資を拡大したり、独自の砕氷船「雪竜」で北極海横断を成功させたりするなど、積極的な関与を見せている。 中国が北極海航路を好む理由は他にもある。それは東アジアと欧州を結ぶ海上貿易路を考えた場合、たとえば、東京ロンドン間はスエズ運河経由では約2万1000キロ、パナマ運河経由では2万3000キロだが、北極海航路では1万6000キロと大幅なショートカットになるのだ。 もちろんブリザードなど北極の厳しい気象条件を考えると決して簡単な道のりではないが、掛かる日数や輸送燃料費などからすると北極海航路が魅力的であるのは事実だ。

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(2020/10/08)