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　8日(木)は秋雨前線が北上し、九州から関東地方で雨が降るでしょう。冷たい北東の風が吹き込むため、東京の最高気温は15℃までしか上がらず11月下旬並みの寒さになりそうです。 　台風14号は、強い勢力に発達しています。台風は8日(木)に発達のピークを迎え、明け方には大東島地方に最も接近するでしょう。9日(金)以降は奄美から西日本に接近するおそれがあり、10日(土)から11日(日)には本州に近付く可能性があります。 　今回の台風は、秋雨前線とともに長い時間大雨を降らせるおそれがあります。台風は本州に近付くと速度が遅くなり、時速9キロ以下(人がジョギングしているようなスピード)でゆっくりと北上する予想です。大雨や暴風など影響が長引く可能性があるため、より一層の警戒が必要です。 　台風の北上に伴い、奄美や沖縄、九州南部では8日(木)にかけて最大瞬間風速35メートルが予想されています。また、台風の中心が近付く前から秋雨前線の影響で雨が降り出し、関東甲信地方では8日(木)夜までに多い所で150ミリの大雨が予想されています。週末はさらに雨量が多くなり、台風の進路によっては雨風強まり大荒れの天気になるおそれがあります。台風への早めの備えが必要です。(気象予報士・元井美貴)

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(2020/10/07)