隠し子からベルギー王女になったデルフィーヌ・ボエル、裁判に踏み切った理由を語る「欲しかったのは称号ではない」(ELLE ONLINE)

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でもデルフィーヌの闘いはここで終わらなかった。続いて彼女は「王女」と「殿下(HRH)」の称号を求める訴えを起こした。その判決が先週下された。裁判所はデルフィーヌの訴えを全面的に認め、ベルギー王女だと認定。アルベール2世がパオラ妃との間にもうけた子どもたち、つまり現国王フィリップ、アストリッド王女、ロラン王子と同じ条件の待遇を受けることも決定した。 ベルギー国民やロイヤルファンの中からはこの判決に驚きの反応も。国王や王子が妻以外の相手との間にもうけた子どもを認知することは、他のロイヤルファミリーでも見られる例。でもその子どもが王子や王女の称号を得る例はほとんどない。泥沼裁判になることもなくデルフィーヌが王女として認められたのは、1991年に成立したベルギー王室に関する法律が理由。それまでベルギーでは国王(当時はアルベール2世の父のレオポルド3世)の男系の子孫しか王子もしくは王女だと認められず、「HRH」の称号も与えられなかった。しかしこの法改正により国王(当時はアルベール2世)の子どもや孫であれば全員、王子や王女として認められるようになった。子どもの母親と婚姻関係にあるかどうかは一切問われない。だから認知されたデルフィーヌが王女になるのは、法律上当然の展開ということになる。

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(2020/10/06)