「鼻がかゆくて、少しの間下げても10万ウォン? 」…あいまいなマスク未着用の罰金=韓国(WoW!Korea)
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多重利用施設でマスクを着用しない場合、過料を賦課する法が13日からの施行を控える中、実効性の論争が起こっている。韓国政府は啓蒙期間30日が過ぎた11月13日から、例外なく10万ウォン以下(約9092円)の過料を科す方針だ。
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市民の間では、新型コロナウイルス感染症の拡散防止に肯定的な効果を与えるという反応が出ているが、一部では取り締まり方法や基準など、はっきりしない部分があるという指摘も出ている。
6日午前、ソウル市チョンノ(鍾路)区クァンファムン(光化門)広場近くで会ったキムさん(35)は「今はほとんどの人がマスクをきちんとつけているようだが、たまにマスクを下げたり、つけずに歩いたりする人も目立つ」とし「過料賦課が始まれば、ほぼ100%の人がマスクをつけるようになり、コロナの予防になると思う」と話した。
チョンさん(28)も「感染者数が減っているようだが、チュソク(秋夕、中秋節)の連休に検査を受けた人も少ないだろう」とし「相変わらず不安な状況だが、強制的にマスクをつける良いきっかけになるだろう」と賛成した。
イさん(30)は「マスクをつけない人をどのようにいちいち取り締まるのか」とし「バスと地下鉄でマスクを着用するのは以前から必須だったのに、今なお守らない人を見た」と指摘した。続いて「ニュースを見ると、いまだにバス内でマスクをつけろという状況で、暴力事件も発生しているようだが、取り締まりをしっかりしてほしい」と強調した。
また、別のイさん(33)は「食堂でご飯を食べる時に少しの間マスクを外したり、鼻がかゆくて下げたりして摘発されても過料を払えというのか」とし「基準もあいまいで、強制するだけの政策を施行するのが正しいのか分からない」と批判した。
さらに「既にコロナ事態が長引き、国民の大半はマスクをきちんとつけている。今さら何の過料を払えと言っているのか分からない」と付け加えた。