「粘りのアーティスト」久保利明九段が強靭な粘りで永瀬拓矢王座に逆転勝ち!王座戦は最終局へ(スポーツ報知)
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将棋の第68期王座戦5番勝負の第4局が6日、神戸市で行われ、先手の挑戦者・久保利明九段(45)が永瀬拓矢王座(28)に勝ち、対戦成績を2勝2敗のタイに戻して初の王座奪取へ逆王手を掛けた。
振り飛車党の久保九段は「さばきのアーティスト」の異名を誇るが、本局で発揮したのは第2のニックネーム「粘りのアーティスト」の力。永瀬王座の優勢で終盤に突入したが、胆力を発揮して逆転勝ちした。
局後の久保九段が「正解を逃して負け(の局面)にしてるので、粘らないと持たない展開でした」と述べると、永瀬王座は「終盤は勝ちになった局面もあったと思いますが、決定打を欠きました」と振り返った。
久保九段の8期目のタイトルか、永瀬王座の自身初のタイトル防衛か―。運命の最終第5局は14日に甲府市で行われる。久保九段は「しっかり準備して当日を迎えたい」とし、永瀬王座は「ベストを尽くして頑張りたいと思います」と抱負を述べた。