目指すは日本一 和歌山出身初の女性ボートレーサー、池田ななさん(産経新聞)

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 和歌山県かつらぎ町出身の池田ななさん(20)が、県出身初の女性ボートレーサーになった。福岡県柳川市の養成所で1年間学んで修了式を迎え、修了記念競走にも参加。「ひとつでも多く勝って、実戦で学んで強くなりたい。目指すのは日本一のボートレーサー」と意欲をみせる。  池田さんはかつらぎ町で小学校時代からソフトボールに励み、町内の県立笠田高校に進むとソフトボール部に所属。インターハイにも出場し、高校、県代表ともに主将を務めた。  高校卒業後の進路について、父の勧めもありボートレーサーを目指した。理由を「男女関係なく、実力勝負の世界に魅力を感じた」と振り返る。  全国各地から795人が志願する中、約15倍の難関の選考試験を突破。昨年10月、柳川市の養成所に入所した。  約1年間の訓練生活を通じ、モーターの分解や組み立てをはじめ、ボートを操る技術など、プロ選手としての技術と知識を学んだ。  今年に入って全国的に新型コロナウイルスの感染が拡大。感染防止のため競艇場に赴く訓練などが中止になることもあった。厳しい訓練の中、養成所を去る同期もいて、入所者53人中、修了式を迎えることができたのは29人だった。  それだけに「辞めていった人たちの分まで強くなりたい」と力強く語る。  11月には大阪・住之江でデビュー戦を控えている。「お世話になった人たちや両親に恩返しをしたい。故郷・和歌山にボートレースの魅力を伝えていきたい」と前を向く。

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(2020/10/06)