ノーベル物理学賞 米英独の3氏に授与 ブラックホール研究で(産経新聞)

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 【ロンドン=板東和正】スウェーデン王立科学アカデミーは6日、2020年のノーベル物理学賞を、ブラックホールに関する研究で成果を挙げた英国人の英オックスフォード大、ロジャー・ペンローズ名誉教授(89)、ドイツ人のマックスプランク研究所、ラインハルト・ゲンツェル所長(68)、米国人で米カリフォルニア大のアンドレア・ゲッズ教授(55)の3氏に授与すると発表した。  物理学賞で宇宙分野が2年連続受賞となるのは珍しい。  ペンローズ氏は、一般相対性理論からブラックホールが形成されることを証明した。ゲンツェル氏とゲッズ氏は銀河系の中心に巨大なブラックホールが存在することを星の動きの観測などから突き止めた。3氏は、宇宙の構造に関して理解を深めた功績が評価された。ノーベル財団は「(3氏の発見は)超巨大な天体の研究に新境地を開いた」としている。  授賞式は毎年12月10日にストックホルムで開かれてきたが、今年は新型コロナウイルスの感染防止のため受賞者を招待せず、簡略化した式典をインターネットなどで配信し、メダルなどの授与は受賞者の自国で行われる。賞金計1000万スウェーデンクローナ(約1億2000万円)は、ペンローズ氏に2分の1、ゲンツェル氏とゲッズ氏に4分の1ずつが贈られる。

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(2020/10/06)