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鹿児島県湧水町では、稲刈りのシーズンを迎えています。 町内を流れる川内川は、おととし４月の霧島連山・硫黄山の噴火によって水質が悪化し、流域ではおととし、去年と２年連続で稲作を断念した地域もあります。中山大海さん（５１）と、池田貴弘さん（３８）も６日、この田んぼで３年ぶりとなる稲刈りを行っていました。 （中山大海さん）「これまで田んぼとして使うことができず畑として使ってきたが、実りを無事迎えることができ大変うれしい」 しかし、気になることも… （中山大海さん）「台風が来るときれいに実った稲穂も寝てしまうので急ピッチで刈りたい」 ようやく迎えた稲刈りの季節。中山さんたちは今週末に接近するおそれもある台風１４号の動きを気にかけながらも、懸命に汗を流していました。

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(2020/10/06)