発達障害の僕が発見した「帰宅後いつもへとへとに疲れている人」が見逃す盲点(ダイヤモンド・オンライン)

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 発達障害のひとつであるADHD(注意欠陥・多動症)の当事者である借金玉さん。早稲田大学卒業後、大手金融機関に勤務するものの仕事がまったくできずに退職。その後、“一発逆転”を狙って起業するも失敗して多額の借金を抱え、1ヵ月家から出られない「うつの底」に沈んだ経験をもっています。 近著『発達障害サバイバルガイド──「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47』では、借金玉さんが幾多の失敗から手に入れた「食っていくための生活術」が紹介されています。 働かなくても生活することはできますが、生活せずに働くことはできません。仕事第一の人にとって見逃されがちですが、生活術は、仕事をするうえでのとても重要な「土台」なのです。 この連載では、本書から「在宅ワーク」「休息法」「お金の使い方」「食事」「うつとの向き合い方」まで「ラクになった!」「自分の悩みが解像度高く言語化された!」と話題のライフハックと、その背景にある思想に迫ります(イラスト:伊藤ハムスター)。 ★関連記事:発達障害の僕が発見した「ムダな出費をしない人」と「気づくと口座残高が減っている人」の決定的な差​ ● 夕飯が決められなくて涙ぐむ  生活は、果てしなく続く決断の連続です。毎日着る服から食べる食事、限られた時間で何をするか、そういったことを逐一決めていく必要があります。決定の連続は間違いなくあなたを消耗させているのです。  僕はうつがひどくなると、この意思決定リソースが枯渇してスーパーで総菜を選ぶことすらできなくなってしまいます。笑われてしまいそうな話ですが、「晩飯が決められない」とスーパーの総菜コーナーで涙ぐんでしまった経験が僕にはあります。  僕の友人には、このコストを極限まで節約して経営判断に向き合っている極めてASD性向の強い経営者がいます。僕は彼を「カンペキ社長」と呼んでいます。  たとえば毎日の食事。彼は昼食を1週間単位のルーチンにしています。月曜日はラーメン、火曜日はサバ味噌定食、水曜日はうどん……とメニューはすべて固定し、自炊は一切しない。服は、スーツを繰り回すルーチンを完全に固定して、毎週決まった日にクリーニング業者が引き取りに来るそうです。さらに「買い物が大嫌いだから買い物はすべて行きつけのお店のおすすめを選ぶ、車もマンションも現物を見ないで買った」強者です。  しかし、

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(2020/10/06)