副業を始める会社員が気を付けたい4つのポイント、あなたは大丈夫?(ダイヤモンド・オンライン)
【リンク先抜粋】
カタリーナ 「まぁ、随分と頭のカタい人ね」
菊池 「だから、会社に内緒で始めようと思ってるんです。別にバレなければ大丈夫ですよね?」
カタリーナ 「それはダメ!就業規則に定められた方法で、きちんと申請すべきよ。こっそりやって後から見つかる方が問題だわ」
菊池 「えっ、そうでしょうか?内緒で副業している同僚もいますけど…」
カタリーナ 「だからって、真似していいことにはならないわ。それとも、何かやましいことでも考えているとか?」
菊池 「そっ、そんなこと…あるわけないじゃないですか!」
カタリーナ 「副業・兼業は、労使双方にとってメリットになり得ることだから、やるなら堂々とやるべきね」
菊池 「わかりました。副業を始めるうえで気をつけることはありますか?」
● 副業で注意したい4つのポイント
カタリーナ 「使用者と労働者は、労働契約に付随していろいろな義務を負っているの。そこはちゃんとおさえておきたいわね。副業では次の4つに注意が必要だわ」
そういって、カタリーナはチャットボックスに4つの言葉をタイピングした。
カタリーナ 「まず、『安全配慮義務』。使用者は社員の安全を確保しながら働けるように配慮する義務があるの。副業で問題となるのは、働き過ぎで身体を壊してしまうこと。だから、残業が多い人とか、労務提供上の支障がある場合は制限している場合もあるのよ。自己管理もしっかりね」
菊池 「なるほど。今は残業もないし、体力には自信があります!」
カタリーナ 「次に、『秘密保持義務』。社員は使用者の業務上の秘密を守る義務があるのは知っているわよね?会社がセンシティブになっているのは、副業によって業務上の秘密が漏えいするおそれがあるからよ」
菊池 「はい、これは僕にもわかります」
カタリーナ 「3つ目は『競業避止義務』。在職中は、会社と競合する業務を行わない義務を社員は負っているの。副業で問題となり得るのは、競業避止義務違反で自社の利益が害されること。例えばコーチングの会社で働く人が、副業でカリスマコーチとしてYouTubeを立ち上げて人気となり、本業の顧客が流出するとか。営業マンがライバル企業で競合商品の営業をするとかね。必ずしも同じ業種・職種だからダメっていうわけじゃないけど、競業避止の観点から、副業を禁止したり制限し