「日本に帰る選択肢は全くなかった」柴崎岳が新天地に求めたものとスペイン2部に抱く印象とは?(SOCCER DIGEST Web)

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 オランダで行なわれるカメルーン戦(10月9日)、コートジボワール戦(同13日)に向け、活動を開始した日本代表は6日、代表選手のオンライン会見を行なった。今季、スペイン2部のレガネスに移籍したMF柴崎岳は、代表戦への意気込みを語るとともに、新天地を選んだ理由についても語っている。 【布陣図】森保ジャパン欧州遠征の予想布陣とその序列は?  柴崎はまず、約1年ぶりとなる代表活動について、「本当に久しぶりだなという感覚」と率直な感想を漏らし、続けて「スポーツのなかでもサッカー界が先頭に立ってこういう(代表チームの)活動をすると聞いたので、そういった意味でもサッカー界だけでなくスポーツ界全体の模範になるような活動にしたい」と想いを語った。  昨シーズン、スペイン2部のデポルティボ・ラ・コルーニャに所属した柴崎は、ボランチとして攻守のつなぎ役を担ったものの、チームはあえなく2部B(実質3部)に降格。柴崎は残留か退団かを迫られた末に後者の道を選び、同じスペイン2部のレガネスに移籍した。  この新天地の選択について、柴崎は「日本に帰るという選択肢は全くなかった」と言い切る。それはなぜだったのか? 「代表活動のためというより、こちらの選手やプレーに触れておくという意味では、ヨーロッパに身を置くことは大事だと感じている。そんなに多くのオファーがあったわけじゃないが、レガネスに決めた理由としては、監督もよく知っている人物(テネリフェ時代の監督だったホセ・ルイス・マルティ)で、2部とはいえど非常に競争力のあるリーグで、僕が見てきた経験上、2部でもしっかりと結果を出したり、存在感を発揮できる選手は、1部でも確実に通用するという見方をしている」  自身の経験をもとに、スペイン2部の舞台でもさらなるレベルアップも可能だという考えがあるようだ。「そこをしっかりプラスに捉えて日々研鑽を積んでいきたい」とチャレンジに強い意欲を見せた。  約4年にわたるスペインでの経験は、日本代表にとっても大きな財産であることは間違いない。「個人的には中盤の幅広いゾーンをプレーできるスタイルになっていると感じる」という柴崎。昨年11月のベネズエラ戦以来となる国際試合の舞台で、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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(2020/10/06)