プロ向けGPUもAmpereアーキテクチャを採用! 「NVIDIA RTX A6000」「NVIDIA A40」登場(ITmedia PC USER)

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 NVIDIA RTX A6000とNVIDIA A40は、「Quadro RTX 6000」「Quadro RTX 8000」の後継製品だ。両GPUは従来の「Quadro(クアドロ)」ブランドを冠さず展開されるという。主にハイエンドな3Dレンダリング、機械学習ベースのAI(人工知能)演算、VR(拡張現実)やAR(複合現実)ソリューション、4K/8K動画編集などでの利用を想定している。  RTX A6000とA40の大きな違いは冷却機構にある。RTX A6000はワークステーションや小規模サーバへの組み込みを想定しており、カードに「アクティブ冷却機構(冷却ファン)」を備えている。それに対し、A40はデータセンターに設置される大規模サーバへの組み込みを想定しており、設置場所に冷房があることを前提に「パッシブ冷却機構(ヒートシンク)」のみを備えている。  また、コンシューマー向けGPU「GeForce RTX 30シリーズ」と同様に、アーキテクチャを「Turing」から「Ampere(アンペア)」に移行している。  両GPUのトランジスタはSamsung Electronics製の8nmプロセスで作られた。グラフィックスメモリはMicron製のECC(データ誤り訂正)機能付きGDDR6メモリを48GB搭載している。2枚のグラフィックスカードを「NVLink」で連結すれば96GBのメモリ空間を利用できる。メモリのアクセス速度は最大毎秒696GB(A40)または768GB(RTX A6000)だ。  接続インタフェースはPCI Express 4.0(PCIe 4.0)に対応する。その他、主なスペックは以下の通りとなる。 ・CUDAコア数:1万752基 ・テンサー(機械学習)コア数:336基 ・RTコア数:84基 ・映像出力:DisplayPort 1.4×3(A40)または×4(A6000) ・補助電源:8ピン×1 ・最大電力消費:300W  前世代モデルと比べると、RTコアのスループットは最大2倍となり、レイトレーシング、シェーディングと演算を並行して行えるようになった。テンサーコアのスループットは最大5倍となり、疎行列の演算では「TF32(Tensor Float 32)」「BF16(Brain Floating Point 16)」をサポートし、最大で演

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(2020/10/05)