THE PINBALLS、“Dress up”したゴージャスなサウンドで魅了した横浜:レポート(MusicVoice)

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 4人組ロックバンドTHE PINBALLSが3日、神奈川・Motion Blue YOKOHAMAで「Acoustic session Live “Dress up 2 You”」を2部構成で開催した。9月16日に初のアコースティックセルフカバーアルバム「Dress up」をリリースしたばかり。バンドの代表曲や隠れた名曲に、バイオリン、ピアノ、サックスなどを加えたアレンジが施され、ジャジーでロマンチックな仕上がりとなった今作。ソールドアウトで迎えたこの日は、その収録楽曲を中心にアンコール含む全13曲を披露した。  客席が暗転し、ブルーに照らされたステージは、森秀輝(Per.)、furani(Key.)のサポートメンバーによるセッションでスタート。「Dress up」のビジュアル衣装を着た、石原天(Dr.)、森下拓貴(Ba.)、中屋智裕(Gt.)、そして古川貴之(Vo.)が拍手で迎え入れられると「欠ける月ワンダーランド」でアコースティックにライブの幕を開け、「劇場支配人のテーマ」を激しくプレイし序盤から高揚感を煽っていった。  古川が「ようこそお越しくださいました。」と挨拶すると、ライブハウスとは異なる空間で「いつも通りの俺でいようと思います。美しい場所ですが、リラックスして過ごしていただけたら」とオーディエンスに話しかけ、「こんな素晴らしい時間がなくならないように、夢が覚めないでほしい」と「沈んだ塔」「DUSK」を続けて披露した。  最高に幸せと何度も口にする古川は、「今日は“Dress up 2 You”ということで、素晴らしい音を重ねていただいて音楽をやっています。」とここで改めてサポートメンバーを紹介。そして新たに薗田佳輝(Sax.)(※輝は正式には火へんに軍)を呼び込み、サックスの音色でドレスアップした「悪魔は隣のテーブルに」「299792458」とラグジュアリーに続けていった。  「バイオリンの音色と一緒にロックのサウンドを奏でるのが夢でした。」と、古川がemyu:(Vn.)を呼び込み披露したのは、Oasisのカバーで「Wonderwall」。子供の頃からロックンロールを演りたかったと語る古川は、スタートが恵まれていなかったという人生を彼らと重ねながら、「お兄さん(ノエル・ギャラガー)は本当に口が悪いんですけど、本当はすごく優しい人だと思っていて

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(2020/10/05)