【購入時にもっとわかりやすく】ユーロNCAP新基準 運転支援システムの能力評価を開始 購入判断の材料にも(AUTOCAR JAPAN)

【リンク先抜粋】
text:Lawrence Allan(ローレンス・アラン) translator:Takuya Hayashi(林 汰久也) 【写真】評価テストの様子【すべての写真を見る】 (12枚) 英サッチャム・リサーチとユーロNCAPは共同で、運転支援技術に関する新しい評価基準を施行した。 この「アシステッド・ドライビング・グレーディング(Assisted Driving Grading)」は、運転支援技術の有効性、ドライバーによる運転への関与を維持する能力、緊急時の性能を点数化したものである。 サッチャムはまた、各メーカーの運転支援システムの販売方法も検討し、購入者にシステムを過度に信頼させていないかどうかを判断する。 サッチャムの調査ディレクター、マシュー・エイブリーは次のように述べている。 「現在道路上で使用が認められているシステムは、ドライバーを支援するためのものですが、ドライバーに取って代わるものではありません」 「残念なことに、今すぐにでも自動運転車を購入できると信じている人がいます。これは危険な誤解であり、あらゆる状況に対処する準備ができていないクルマに過剰なコントロールを与えてしまうことになります」 エイブリーはまた、運転支援技術の全能力が消費者に明確に理解されていなければ、行政、保険会社、メーカーは自動運転の次のステップに進むことができないと主張している。 アシステッド・ドライビング・グレーディングでは、複数のカテゴリーにまたがるポイント制を採用しており、最大200点が付与される。 テストで付与されたポイントによって、クルマは4つのカテゴリーに分類される。エントリー(100~120点)、モデレート(120点以上)、グッド(140点以上)、ベリーグッド(160点以上)だ。100点以下のクルマは「Not Recommended(非推奨)」に分類される。 すでに10台の試験結果が発表されており、ルノー・クリオ(効果的だが基本的なシステムとしてエントリー評価を獲得)、テスラ・モデル3(ドライバーの関与の低下と誤解を招くマーケティングを指摘され、中程度の評価を獲得)、メルセデスベンツGLE(これまでで最高の評価を獲得)などがある。 「最高のシステムは、ドライバーに対するアシストの量と、ドライバーが自分の責任を自覚して運転に集中できるようにする

続きはこちら

(2020/10/05)