【桐生ボート・ルーキーS】気配上々の川原祐明「自分のスタートを取り戻したい」(東スポWeb)

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 ボートレース桐生のルーキーシリーズ第18戦「スカパー!第20回JLCカップ」は5日、初日の熱戦を繰り広げた。注目の12Rドリーム戦は地元期待の関浩哉(群馬=25)がインコースから逃げ切り。前半8Rに続く連勝発進と、最高のスタートを切った。舟足に関しても「ペラ調整をしていい方向に行っている。ターン回りと乗り心地が良くなった」と地元巧者らしく、初日からしっかり調整も合わせてきている。  一方、予選組では野中一平(愛知=25)が1R、11Rでそれぞれ白星をゲットし、こちらも連勝の開幕ダッシュを決めた。機力に関しても「行き足が良さそう。回った後、直線に入ってからの足がいい」と、こちらもエンジンの潜在能力を引き出している。  そんな中で6日(2日目)に注目したいのは川原祐明(香川=25)だ。今節は2連対率45%の20号機を引き当てると、前検日には6秒66の一番時計を叩き出し、注目を集める存在となっていた。  迎えた初日前半3Rは1Mで展開を見誤って後方に置かれたが、そこから怒とうの追い上げを披露。3周2Mでは2着までもう一歩というところまで追い上げる3着ゴールと、エンジンパワーを見せつける好内容。続く後半10Rでも接戦を制し3着として、「伸びは悪くないと思います。ターンが重いけど、ペラ調整を試して方向性も分かってきました」と気配は上々の様子だ。  川原といえば〝超〟のつく速攻派のイメージだが、「(昨年12月のとこなめルーキーSの)1号艇でFを切ってしまってから、スタートに自信を持っていけなくなりました。そこから調子も良くないんです」と最近は自慢の速攻力が鳴りを潜めている状態で、「何とか自分のスタートを取り戻したい」と、悲壮感を漂わせている。  とはいえ、自身初Vを含めて、今年2Vと〝不調〟を感じさせないレースぶりを続けているだけに、本来の自分を取り戻せれば〝鬼に金棒〟となることは間違いないだろう。11R2号艇で登場する6日=2日目はどんな走りをみせるか、要注目だ。  川原は1994年12月24日生まれ。香川支部の115期生。今年4月の地元・まるがめ一般戦で初V。9月の大村ルーキーSでも優勝し、今年2Vと活躍している。

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(2020/10/05)