阪神高橋、脱力投法でプロ初完投 巨人から14奪三振(産経新聞)

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 阪神の次代のエース候補が圧巻の投球で確かな成長を印象づけた。高橋が巨人打線から自己最多の14三振を奪って5安打1失点。プロ初の完投勝利を飾り、「めちゃくちゃうれしい」と充実感に浸った。  いつもと違う“脱力投法”で巨人打線を翻弄した。「(力は)6割ぐらい。(球速が)10キロ近くは違うと思う」。今季ここまで見せてきた150キロを超える速球は影を潜め、130キロ台後半の直球で制球を心がけた。さらにオフに習得した、タイミングを外すカーブを効果的に織り交ぜ、手ごわい相手の岡本からも、3三振を奪って封じた。  「(脱力投法で)行ってみたら『意外にいけるわ』と思った。カーブがめちゃくちゃよかった。投球のパターンに入ってきたというのはうれしい」と自信も深めた。  この日は打撃でもハッスル。六回2死二塁から中前に運んでプロ初の適時打で初打点を挙げると、5点リーで迎えた八回の打席でも右前打を放って攻める姿勢を貫いた。「自分でもこんなに打撃よかったっけな、と思った。きょうは打撃の方をほめてあげたい」。少しはにかみながらも誇らしげに笑った。(上阪正人)

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(2020/10/05)