菅首相インタビュー要旨「ベストの布陣で臨むことできた」(産経新聞)

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 菅義偉(すが・よしひで)首相と内閣記者会のインタビューの要旨は次の通り。   ◇  --日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命を政府が拒否した理由は  「法に基づいて、内閣法制局にも確認の上、推薦者の中から任命しており、個別の人事についてコメントは控えたい。同会議は政府機関であり、年間約10億円の予算を使っている。会員は公務員だ。人選は事実上、現在の会員が後任を指名することも可能な仕組みだ。そうしたことを考えて前例を踏襲していいのか考えた」  --学問の自由への侵害ではないか  「学問の自由とは全く関係ない。どう考えてもそうではないか。任命の責任は首相にある。前例を踏襲してよいのかを考えてきた。同会議の総合的、俯瞰(ふかん)的活動を確保する観点から判断した」  --安保法制などの法案に反対だったことが理由か  「全く関係ない」  --内閣発足から3週間だが、手応えは  「行政の縦割り、既得権益、あしき前例主義を打破し、規制改革を全力で進め、国民のために働く内閣を立ち上げた。ベストの布陣で臨むことができた。国民の期待に応えることができるように内閣一丸となってしっかり結果が出るように取り組んでいきたい」  --外交の理念をどう示していくか  「外交環境は予見しにくいものになっていく。機能する日米同盟を基軸として国益を守っていく必要がある。そのために『自由で開かれたインド太平洋』を戦略的に推進する。就任以来、各国首脳との電話会談で手応えを得ている」  --東京五輪の来夏開催は可能か  「IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長と電話会談し、アスリート、観客にとって安心・安全な大会の実現に向けて緊密に連携していくことを確認した。新型コロナウイルス対策に万全を期して、来夏に、アスリートや観客にとって安心・安全な大会を実現するためにしっかりと準備を進めていきたい」  --憲法改正にどう取り組むか  「憲法改正は最終的に国民投票によって主権者である国民が判断する。まずは(国会の)憲法審査会で各党が考え方を示し、与野党の枠を超えて建設的議論を行い、国民的議論につなげてもらいたい」

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(2020/10/05)