11月2日は「いい鬼の日」 河内長野市、まちおこしへ時限条例(産経新聞)

【リンク先抜粋】
 「鬼」をテーマにしたまちおこしを、大阪府河内長野市が進めている。同市など奥河内エリアで撮影された映画「鬼ガール!!」がきっかけで、9月には「鬼でまちおこし条例」を制定し、11月2日を「いい鬼の日」と規定。来年11月までの毎月2日を「鬼でまちおこし」の推進日として、鬼にまつわるイベントで地域を盛り上げる考えだ。  同市の神ガ丘地区は、昭和29年に合併されるまでは川上村の一部で、「鬼住」という地名だった。村人が鬼を退治したなどの言い伝えが、その由来とされる。一方、「鬼ガール!!」は、「鬼族」の少女が鬼であることを隠して高校生活を送ろうとする青春映画。同市など地元の全面的な協力で奥河内エリアをロケ地に制作された。9日から府内で先行公開され、全国では16日から順次公開される。  条例は、映画の公開で盛り上がる機運を逃さないようにと議員提案され、9月11日に市議会で可決。施行は来年11月2日までと期限が切られている。イベントなどで盛り上げる「いい鬼の日」と「鬼でまちおこし推進日」のほか、地元企業や商店などに鬼にちなんだオリジナル商品やメニューを開発してもらう仕組みも設定。すでに約30事業者が協力を表明している。  「鬼でまちおこし」の取り組み内容は2日、島田智明市長が発表。併せて、鬼ガール!!の主演女優、井頭愛海さん(19)を「鬼でまちおこしアンバサダー」に任命した。  大阪府出身の井頭さんはさっそく、「河内長野市は広く自然が豊かで、神秘的な場所が多い。ぜひ映画も見て、たくさんの人に足を運んでほしい」とPR。島田市長は「映画をきっかけに地方創生や観光客の誘客、河内長野の魅力発信をはかりたい」と話した。

続きはこちら

(2020/10/05)