山酒の魅力を語り合う featuring東北(FUNQ)

【リンク先抜粋】
涼しい風が吹いて、ようやく秋めいてきた某日。山や野外での楽しみを提案するアウトドアプロデューサーの長谷部雅一さんと、きき酒師で呑むライターの筆者が、山がつく日本酒“山酒”の魅力を語り合いました。 <山内> 長谷部さんは全国の山に行かれる機会が多いと思いますが、現地で日本酒は飲みますか? <長谷部> ええ、もちろん飲みますよ。蔵王や会津磐梯山に登ったときは、麓で同じ銘柄のお酒を味わいました。僕も山内さんと同じく、日本酒をぐびぐび飲むのが好きです(笑)。 <山内> あぁ、それは良かった(笑)。私はほとんど山に登る機会がないのですが、“山”がつく日本酒を見ると、しみじみと故郷を思い出すように、山の風景を想像しながら飲みたくなります。 <長谷部> うん、わかります。お酒を調達するときは、できれば山に行く途中の道の駅やお土産店で買うようにしていて。せっかく山を眺めながら飲むので、地元で買えるお酒を飲んだ方が格別に旨いですよ。同じ山の銘柄なら、なおさらです。あとは、お酒といっしょにつまみも買えばもっと最高です。地元の漬物や珍味なんて日本酒にぴったりですよ。 <山内> うわ~、いい! 絶対に美味しいですよ。妄想だけで、私は日本酒が飲めそうです(笑)。アウトドアが素人の私ですが、もし、山や野外で飲むとしたら、お勧めの道具はありますか? <長谷部> まず、ぐい呑みや盃などの酒器は持って行きたいですよね。 <山内> え、それは意外な答えです。 <長谷部> 野外というとよくプラスチックのカップやグラスを持って行きがちですが、やっぱり本物の酒器で飲んだ方が美味しいですよ。山という景色があって旨い日本酒がある。そこにお気に入りの酒器があれば気分がぐっと上がります。 <山内> たしかに、いいなぁ。日本酒は飲む器によって味わいが変わるので、なにで飲むかが大切なんです。 <長谷部> なるほど。東北の日本酒ってどんな特徴がありますか? <山内> 最近はいろんなタイプの味があるので一概にはいえないのですが、東北は日本のなかでも水が柔らかい地域なので、ソフトな甘みがあって透明感がある日本酒が多いですね。漬物や珍味にも合いますし、干物もいいですよ。 <長谷部> おお! 僕は、山で炙りものをするのが好きなので、必ずシングルバーナーを持って行きます。イカの一夜干しやビーフジャーキーを炙って燃

続きはこちら

(2020/10/05)